検査員の覚悟
今日の現場予定は、先週末の時点で1件。
それが、昨日1件追加で入り、今朝になってさらに1件入った。
結局、朝から夕方まで現場へ出っぱなし。
こういうことは日常茶飯事。
予定していたことができなくなるのと、移動などで非常に忙しくなります。
明日は、朝早い時間の新幹線に乗るため、仕事を早めに切り上げました。
瑕疵保険と外注の社内検査が合格したあとに構造検査を行った。
普通、金物類の指摘が追加で出ることは少ないが、今回は、かなりの数の指摘を出した。
なぜ、検査員は見落としたのか考えてみた。
見落とした数から想像すると、図面と現場の照合を省いたと思われる。
たまに見かけるタイプに、構造材の一部を見てOKとする検査員がいる。
そのタイプでしょう。
なぜ手を抜くのか?
大工、監督が怖い。(指示をするのが怖い)
仕事がしんどい。
外注で費用が安く、手を抜かないと合わないと思っている。
理由はいろいろあると思います。
問題は手を抜いても、それがまかり通ってしまう現状がある。
指摘をしない人とする人、どっちが現場で好まれるか。
指摘が出るのを嫌う職人、監督が多く、手を抜いた検査をしても
現場では文句を言われることはないでしょう。
指摘をしてストレスを感じるくらいなら、黙っておこうと思うかもしれない。
嫌われる覚悟がないと検査はできません。