事例1088 「先張りシート未施工」
連休明けの今週。
かなり多くの現場に行きました。
連絡も、いつもよりかなり多かったです。
来週からは、ようやく正常に戻りそうです。
■(1)今回の事例______________
「先張りシート未施工」
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◆写真解説
屋根と壁の取り合い部からの雨漏り。雨漏りしやすい箇所の一つ。
下地防水に不備があった。
◆内容説明
屋根と壁がぶつかる箇所は雨が漏りやすい。
取り合いが複雑で、防水シートの施工だけでは不十分になりやすい。
雨漏りした個所、外壁と屋根との間に、先張り防水シートの施工があれば、
雨漏りを防げた可能性が高い。
下地防水施工は、木造住宅工事仕様書(住宅金融支援機構)等を参考に行うとよい。
◆対策
防水検査を厳しく行う。
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■(2)編集後記
最近の家の断熱性能は、かなり上がっています。
ただし、中には見よう見まね、自己流でやってる会社もあり、
不十分な面を目にすることも多いです。
きちんと勉強し、細部まで取り決め、やっていくことが重要です。
広告やカタログに記載されている高断熱、高気密の表示。
これは、勝手に書くことができます。
検査で契約内容と違う性能だと指摘をすると、
自社基準では高断熱、高気密だと言い張ります。