事例1097 「漏水によるカビ、錆」
久しぶりに天気になりました。
今日は暑くなるのを予想し、小屋裏は午前中に入りました。
それでも、ズボンが汗で濡れ、変色。
この時期、すぐ乾くズボン、シャツを着用しています。
■(1)今回の事例______________
「漏水によるカビ、錆」
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◆写真解説
床下の漏水が原因の建材のカビ、錆。
写真は床と壁をめくり、壁の内部を確認した写真。
鉄筋コンクリート造。
◆内容説明
入居後すぐ、床や壁が変色。
湿気も大量に感じ、床下を確認すると水が溜まっていた。
本来、乾いている箇所に水がまわれば、確実にカビ、錆が発生する。
カビが発生すれば、カビの胞子が室内へ発散。
カビ臭くて、家の中に居られない。
漏水は浴室から。
防水の施工不備が原因。よくある事例。
◆対策
漏水事故が起きると、責任のなすりあいになることが多い。
施工が悪い、設計の指示が悪いなど。
今裁判になっている事例では、まわりまわって、施主が悪いと相手側が言っている。
漏水が起きないように、設計者、現場監督、職人が
それぞれ重点事項をチェックする。
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■(2)編集後記
明日からの1週間は、移動が多いです。
7日中4日が出張です。(東海地方以外の県での検査)
残り3日は、愛知、岐阜など。休みはないです。
今週は雨で交通機関が乱れていたため、遠方の予定が無くて良かったです。