事例1101 「基礎スラブの水」
過密なスケジュールが続いています。
この時期、夏休みを取る方も多いと思いますが、
普段の休みも取れない状況です。
あと1週間ほどすれば、落ち着いてくると思います。
■(1)今回の事例______________
「基礎スラブの水」
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◆写真解説
基礎スラブの水たまり。夏場に多くみられる。
原因は結露、雨水浸入等。
◆内容説明
春先やこの時期。猛烈に外気が湿気ることがあります。
湿度が100%近いと、少でも温度の低いものに触れれば結露を起こします。
コンクリートが冷えている状態で、湿気た空気が入ってくると
結露を起こしやすい。
また、この時期は雨が多く、地下水位も高くなる。
基礎の打ち継ぎや隙間から雨が入りやすい。
どちらの原因であっても、床下に水が溜まれば、床下が湿気る。
金具が錆びたり、木にカビの胞子が付いたりする。
改善するには、原因特定が重要。
作業として、現場の状況確認、数日間以上のデータ取りを行います。
◆対策
基礎内の風通しを良くする。
雨水が入らないように、打ち継ぎ部の防水を行うなど。
定期的に点検し、水が無いか確かめる。
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■(2)編集後記
最近、毎月5枚の写真更新を心がけています。
今月は多忙なため、無理かと思いましたが、
何とか月末ぎりぎりで5枚目を載せることが出来ました。
今月は、大きな瑕疵をいくつか見つけております。
来月から順番に公開していきます。