事例1102 「天井断熱材、施工忘れ」
猛烈に暑い日が続きます。
昨日は屋根の上に2時間半ほどいましたが、
体が慣れてきたせいもあり、体の調子が悪くなることはありませんでした。
今日からも暑い日が続きます。
外へ出たくありませんが、
来週にかけて、現場予定がたくさん入っています。
■(1)今回の事例______________
「天井断熱材、施工忘れ」
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◆写真解説
天井断熱材の一部施工忘れ(黄色の箇所)。
天井面の温度が高く、部屋が暑い原因となる。
◆内容説明
設計だけ断熱仕様を高めても、施工がいい加減であれば意味がない。
このところ、壁や天井の断熱材抜けを多く発見しています。
完成後であっても、赤外線サーモグラフィーカメラを使えば、
断熱材の抜けは、壁などを壊さなくても確認できます。
今回の写真は、部分的に天井断熱材が未施工。
故意的というよりは、大工のうっかりミスが原因だと思います。
◆対策
石膏ボードを張る前に断熱材をチェックする。
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■(2)編集後記
最近、結露、雨漏りの調査依頼が多いです。
この2つは、室内へ出る症状が似ているため、判断が難しいケースがあります。
結露は、起きる時期が限定されます。
大きく分けると、夏か冬。
細かいことを言えば、春や秋でも条件や場所によっては発生する。
雨漏りは、6月から9月頃が多い。
(昨年は秋に台風が来たため、その時の雨漏りも多かった)
原因を突き止めるには、データ取りをしていくと、分かりやすいです。