工事中のもめ事
アシスタントの高校1年の息子さん。
この1年間で5人彼女がかわったらしい。
若いですし、笑い話で済んでいますが、
親は将来が心配だと言っています。
許可が得られれば、顔写真を公開したいです。
若いカップルの別れ話のように簡単に行かないのが、家の契約。
工事中に紛争に発展する事例が多いです。
一番多いのは、完成までに不具合が見つかり、最終の支払いでもめる。
次に多いのは、着手して最初の基礎工事などで不具合が見つかり、
やり直しや契約解除を求める事例。
どちらの例でも、業者のミスは明らかであり、
当然、施主の主張が認められるものだと思われがちですが、
すんなりいかないケースがほとんどです。
工事途中で契約解除を希望しても、その時点で後工程の材料が発注されていれば、
その費用まで負担することになります。
通常、基礎工事が始まれば、躯体材、サッシ、外壁材、ユニットバスなどは
オーダーが掛かっています。これらの費用は請負金額の大半を占めます。
契約したあとで、違う業者にしようと思っても手遅れです。
揉めないためには、契約までに施工者の技術レベルを見極めることが大事です。