約定性能違反
民法改正で「瑕疵」を「契約不適合」と呼ぶようになった。
文字だけ見ると大きく変わりましたが、
基本的な中身が変わったわけではありません。
最近よくあるのは、契約内容の食い違い。
まさに「契約不適合」。
中でも耐震や省エネに関する事が多い。
営業担当者が専門家ではないため、建て主の要望を誤って理解。
設計に伝わった時、要望と食い違っている。
家の性能に関することは、具体的に伝えることが重要です。
数字で表せることができるものは数字を伝えましょう。
例) 耐震等級3、C値(相当隙間面積)1以下など。
また耐震等級は、よく確認をしないと、
「耐震等級3相当」と表示し計算していないケースもあります。
構造や省エネなど、家の仕様に関することは、
あとあと修正が難しいため、計画の段階で要望が間違いなく
伝わっているか確認することが重要です。
住宅の性能を解説しているユーチューブチャンネルが増えてます。
建て主が簡単に知識を得られるため、商品が古いハウスメーカーや
性能の低い家を提供している工務店にとっては脅威になると思います。