事例1198 「土台未施工」
健康診断の結果に「軽度の肥満」と書かれていました。
ケガ防止のために体幹を鍛えている影響で
体全体が一回り大きくなり、体重が増加傾向。
体は重くなっていますが、この1年、ケガもしなくなりましたし、
不安定な足場などでの体の安定感は増しました。
■(1)今回の事例______________
「土台未施工」
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◆写真解説
土台が未施工のため、アンカーボルトが丸見え。
図面どおりでない施工。
◆内容説明
上に耐力壁ではないが、壁が載る箇所。
その箇所の土台が欠品。大工が手待ちを嫌い、
土台未施工のまま作業を進めた可能性が高い。
普通は作業を中断し、材料を待ちます。
図面どおりでない施工であり、施工業者に修理を求めます。
◆対策
1階床組時、または完成時に床下を確認する。
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■(2)編集後記
夏場の結露発生時期は過ぎましたが、
結露被害の相談、調査依頼が多いです。
かなりの数、調査させていただいたため、
被害データがたくさん蓄積できました。
昨年から家の仕様、構造を見直す必要性を訴えておりますが、
建築系のマスコミ含め、反応が悪いです。
被害がもっと顕著にならない限り、業界の意識は変わりません。