下請け業者へのタカリ
鹿島建設の幹部が、下請け業者に過剰な接待と
キックバックを要求していた件。
これと同じことを、私が社会に出た頃は、
堂々とやっている幹部社員が多かった。
景気が良く、公共工事の談合なども当たり前の時代。
所定の利益を出していれば会社も黙認していたと思います。
その後、バブルがはじけ、会社のチェックも厳しくなり、
急激に減っていった印象があります。
昨年、あるハウスメーカーの現場で、その会社に不満を持つ
下請けの社長が、○○課長は頻繁にキックバックを要求してくると言ってました。
検査に来た私に言うくらいなので、いろんな人に言っているのでしょう。
お金と仕事を回しあうことで、お互い関係がよくなりそうですが、
その現場は、下請けの社長がわざと手を抜き、最終、大トラブルに発展。
私が完成検査に来るのを知っていて、工事課長を困らせるために
自らシナリオを考え、手抜きを実行したようです。
お客さんにとっては、とても迷惑な話し、
その修理で引き渡しが数ケ月延びました。