無知な業者とのやりとり
トラブルの種類を分類すると
大手ハウスメーカー~中堅の地元工務店は、
腕の悪い職人が入ったことによる施工不良のトラブルが多い。
小さな工務店の場合、無知が原因の施工不良によるトラブルが多い。
一時、無知な工務店を新築検査の対象から外そうかと考えたことがあります。
図面は少なく、数回の検査だけで現場を正すのは無理があるからです。
実際にあった無知な工務店との、あきれたやり取りを紹介します。
新築の構造検査で重大な指摘をしたところ、設計担当の役員から
長井の指摘が間違っていると反論してきた。
他でも何度か指摘している内容、間違うはずはないと思いつつ
根拠を出すように言うと、すぐに資料がメールで送られてきた。
役員は資料を示して、弊社は正しいと主張。
送られてきた資料は私の指摘の正しさを示す内容だった。
役員はおそらく、文字を読むのが苦手で、内容が理解できない。
たったA4 1枚の資料を見れば、私の指摘が正しいことが分かるものでした。
検査をしないと余計に欠陥住宅になるため、
業者が無知だからといって、新築検査を断るつもりはございません。
出来ましたら業者を決める前に相談していただきたいと思います。