家の性能
「ブログが参考になりました」という連絡を割と頻繁に頂きます。
自分で思うより、たくさんの方に読んでいただいているにも関わらず、
ブログの更新が最近は毎日でなく、申し訳けなく思います。
完成してから思ったより家が寒い、耐震等級3ではなかったなどと
言う話がよくあります。
図面や仕様を見れば、確かにその通りで、設計者の性能に対する考えが
低いか、建て主さんの要望を理解できていないためだと思われます。
(営業から設計者に情報がうまく伝わっていないケースも多いです)
以前から何度か言っておりますが、性能に関しては曖昧な約束ではダメです。
高耐震の家ではなく、耐震等級3の家。
省エネの家ではなく、HEAT20 G2の性能など、具体的な性能を伝えましょう。
今でも新築住宅の多くは、最低基準仕様の家が多いです。
建て主が要望をしないと性能を上げない工務店も多いです。
性能を上げれば当然、コストも上がるため、何を優先していくかも重要です。