検査の出戻り

先週、今週だけで新築検査の出戻りが2回ありました。
(出戻りとは、工事の遅れなどで検査できずに帰ったこと)

原因は、工程に余裕がなさすぎるのと、
現場の進行状況を監督が把握していない。

最近では、アプリで現場の進捗が共有できますが、
遅延を職人がチャットで報告せず、
情報自体がアップデートできていなかったりします。

現時点では、デジタルツールよりは、現場監督さんの能力が重要。
デジタル化に予算を掛けると同時に、監督さんの教育も行って欲しいと思います。

最近の話ですが、新築検査の現場で、図面に記載がなかった
断熱材の種類を監督さんに聞いた。
答えは、グラスウールでしたが、
後日、現場に行ったらウレタンが施工されていました。

新卒でこの業界に入った監督さん、
断熱材の種類をよく分かっていないようです。

私が社会に出た頃でも、専門知識の研修はほとんどなく、
仕事をしながら覚える方針でした。
自分から勉強する気がないと、無知なままです。


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