事例1237 「外壁通気層の結露」
本日検査に行った現場。
アキュラホームの基礎屋さんとタマホームの大工さんの仕事が
エクセレント(超優良)でした。
優秀な職人さんに当たった施主さんは幸せです。
■(1)今回の事例_____________
「外壁通気層の結露」
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◆写真解説
天気が続いているにも関わらず、外壁下から水が出てくる。
原因は、通気層内で結露が発生している。
◆内容説明
気候は秋ですが、夏のような暑さの朝9時頃に撮影した写真。
防水紙やサイディング裏面で結露した水が下に落ちている。
外壁通気層の上部が閉ざされていて、水蒸気が溜まる構造。
外壁通気層内は日射の影響で、気温の変動が大きい。
空気が乾いていれば良いが、湿っている場合、
大きな温度変化で結露が起きやすくなる。
湿った状態が続けば、木躯体の腐朽の原因となる。
◆対策
通気層の上部に空気の出口を確実に設ける。
(通気層内は換気ができていたとしても、
夏場は湿った外気を入れるため湿気やすい)
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■(2)編集後記
先月あたり、休日や時間外にメールを送信すると、
時間外労働を強要するみたいな記事を読みました。
パソコンだけでメールをやっていれば、問題ありませんが、
最近は、メールをスマホへ転送している人が多いと思います。
それを考えますと、いくらメールといえども、
送信する時間帯を考えるようになりました。