結露、カビ裁判
欠陥検査に行ってから5年超。
夏型結露によるカビ、躯体の湿りの裁判が終わりました。
夏型結露によるカビ被害は、ここ数年急増していますが、
この当時は、結露、カビ被害での裁判事例があまりなく、
施工不良の原因においても、基準法などで規定がない箇所で
苦戦が予想されました。
裁判中においても、夏になるたび室内にカビが発生。
被害状況、原因を理解してもらうために壁をめくり、
細かなデータを取り、証拠を集めました。
結果として1審で勝訴。施工者が控訴し、高裁での決着となりました。
今回の裁判所の判断は、今後、増えるであろう結露、カビ被害の裁判
において良い判例、事例ができたと思っております。
担当した弁護士さんと他県の裁判所で、現象、原因は違いますが、
同じくカビ被害の裁判を行っています。
こちらも裁判が長期化しております。