YKK APW 下枠のたれ
大人気のYKKの樹脂サッシAPW。
引き違いタイプの網戸と外側の障子の枠は、壁から
持ち出された位置にあるため、自重で下枠が垂れ
やすい。(内側の障子は土台、窓台の上)
そのため、下枠には垂れを防止するブラケットが
付きますが、施工不良があると意味がありません。
この下枠の垂れによる建付け不良で紛争になっている
現場の立ち合いをしてきました。
当初、YKKは枠の垂れを認め、サッシを交換しますと
言ったにも関わらず、大手ハウスメーカー側の圧力で、
問題ないという回答に変わりました。
明らかな施工ミスがあるにも関わらず、交換となると
修理が大変なため、代理人を立て、逃げています。
YKKが自ら計測するというので、精密な専用の計測
機械が出てくると思いましたが、一般的な機材での
計測でした。
測り方を見ていると、計測自体に不慣れな感じで、
機材の取り扱いも雑。メーカーとして品質管理専用
の計測機材を開発すべきだと思いました。
YKKの社員は、お客様の家に上がるのに、名刺もない
社員証も持ってこない(ないと言うように指示されて
いたかもしれません)。計測する人は、数字を何度言
っても小さな声でしか読まないですし、私が質問や
指摘をすれば、イライラする態度を見せるなど、
敵対心むき出しでした。
樹脂サッシブームで、取り付けは慣れてきていますが、
慣れない人が付けると、未だ不具合が起きることが
多いです。施工で気を付けるのではなく、メーカー側
も商品改良をして欲しいと思います。