2つの大問題
今現在の住宅業界において多い問題は
・構造計画(計算)ミス
・夏場のカビ問題
雨漏り、防火施工不備なども依然多いですが、
この2つの問題は、業界内でほとんど注目されて
なく、対策が講じられていません。
このまま放置すれば、被害が拡大します。
建築系の記者などに情報を入れてますが、理解が
出来ないのか、興味を示しません。
(構造計算は確認申請でチェックされるので、間
違うはずがない、カビは仕方がないと思っている)
構造計算のチェックを行い、間違っている率は
50%くらい。ほとんどの家は、確認検査機関以外
チェックをしていないので、構造耐力が基準法の
レベルを下回っている家は相当数あると思います。
また、建て主が耐震等級3だと思っていても、実は
計算ミスで、等級1しかないパターンも多いです。
カビ被害も現在、発生ピークを越え、調査依頼が
多く来ています。調査依頼を受けた現場の業者の
大半は、対応しないため、裁判になるでしょう。
業者は住まい方にカビの原因があるといますが、
設計、施工に不備があることがほとんどです。
気象変動や建物仕様の変化に対応できないため、
住宅に限らず、いろいろな用途の建物でカビ被害が
多く発生しています。