事例1305「沖縄住宅カビ問題」
月初の3連休に出張を入れ、渋滞で反省したばかり
なのに、また先週末に出張を入れてしまいました。
特にスケジュールが混んでいて、依頼者側も急いで
いる場合に、連休を意識できないことが多いです。
🔳1 今回の事例____________
「フローリングのカビ」
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◆写真解説
フローリングに青カビが大量繁殖。
程度はかなりひどく、カビ臭くて住めない状態。
◆内容説明
無垢のフローリングに繁殖した大量のカビ。
床下の湿気が原因。
業者が工事を中断。床養生をしたまま、放置した
ことが原因。その後、工事途中のまま、引渡された
形になりましたが、カビ被害がひどすぎて、内装を
全撤去しないと住める状態にはなりません。
カビだけでなく、構造面でも問題な設計、施工が
多数あります。
◆対策
カビが生えやすい時期や、現場によっては
床養生材は透湿性のある材料を使う。
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🔳2 編集後記
10月末からの1ケ月間で計4件の欠陥検査を行い
に沖縄県へ行きました。
カビ問題で呼ばれることが多いですが、構造瑕疵、
雨漏りなども多いです。
この1ケ月間に限らず、昨年あたりから沖縄県の方
から依頼を受ける頻度が上がり、訴訟までのお付き
合いも増えています。
沖縄県の家といえば、鉄筋コンクリートを想像する
方が多いと思います。最近は、木造住宅も増え、
内地の大手企業の参入も目立ちます。内地でも評判
が悪い業者来ているので、品質、対応は悪く、お客
さんの話では、
・沖縄は湿気が多いのでカビが生えて当たり前
・たまに漏るくらいの雨漏りは我慢しろ
などのひどい対応をしているようです。
愛知県に住んでいる私から見て、沖縄県は地価が高
く、家を購入するのは金銭的に大変です。また、
移住して家を買う方も多い中で、建築業者の質の
悪さは問題です。
沖縄だけに限った話ではありませんが、カビ問題
など、住んでいて危険な状態は放置できません。
杜撰な大手企業の沖縄撤退を目標に、検査、
サポートをしていきたいと思います。
沖縄への出張は、埼玉、千葉などへ行くのと時間
的に変わりません。朝6時セントレア発と夜遅い
セントレアへ行きの飛行機があることが出張を
容易にしています。