事例1310「雑すぎる基礎補修」

今週一杯、現場予定がフルに詰まっています。
明日、岐阜方面の予定を組んでいるため、雪で予定
がスライドすれば、書類仕事を片付けできそうです。

🔳１　今回の事例＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

「雑すぎる基礎補修」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

◆写真解説

基礎の位置を間違え、正規の位置へ施工した
基礎が、あまりに雑すぎて、構造的な役割が
期待できない。

◆内容説明

施主検査の時、建て主が床下点検口を覗いたら、
基礎がずれていることを発見。
たまたま、点検口近くだったため、気付いたが、
気付かなかったら、そのまま引き渡されるところ
だった。

補修をしたものの、床下での作業で、作業性が
悪く、非常に雑な仕上がり具合。
（本来、床をめくって補修する）
クオリティー、構造強度は関係なく、ただ付け
足しただけの状態。
鉄筋などの接合方法も写真を出さないため不明。

当然、納得できるレベルではなく、やり直しを
求めている。

◆対策

工事中、まめにチェックをするか、引渡し前に
床下を確認する。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

🔳２　編集後記

今回の紹介した設計、施工者であるハウスメーカー
は欠陥住宅の確率が高い会社です。

過去、検査に入りダメ出しを複数回していますが、
改善する気は全くなく、品質を軽視する傾向は、
今現在もかわりません。
また、何か不具合があった時の対応もかなり悪い
です。

この社会悪になっているメーカーに対し、新たに
裁判を起こす現場もあります。この現場は、健康
被害が出ているにも関わらず、修理対応を拒否し
ています。