過大請求
このところ、過大請求でトラブルになっている事例
の現場鑑定、費用精査等の依頼が増えています。
過去にも多くありましたが、このパターンは、
業者の経営状態が苦しく、受注した現場で最大限、
お金を引っ張ろうとしているように思えます。
契約書も、ろくに交わさず工事を開始。ひどい例で
は、見積を取っただけで勝手に工事が始まる。
この手の業者は施工品質が良くなく、打ち合わせも
中途半端なため、希望と違うものが造られていく。
途中で杜撰な工事、希望と違う工事に気づき、工事
を止めると、工事が完了したと一方的に主張し、
見積書以上、下手すると2倍の請求書が届く。
当然、納得できないため、支払わないと、業者に
よっては、家まで押しかけ、嫌がらせをするなど
身の危険を感じたケースもある。
警察に捕まるリスクを犯すのは、切羽詰まって
いるためだと思います。
建築業界は受注減少、資材高騰、人手不足などの
影響もあり、倒産件数が増えています。依頼された
事件はどれも、今後裁判になると思いますが、相手
にお金がなければ、依頼者は自己費用で改修しない
といけません。
安易な業者選びは危険です。どうやって選べばよい
かわからない、相手が不審だと感じたときは、
ご相談ください。
相談料は必要ですが、このような事件に巻き込まれ
ることは無くなります。
また、不当な請求をされた場合は、早めに弁護士に
相談することをお勧めします。