最近、2階床の傾斜の問題が多い。
1Mで9mmの傾斜
原因のほとんどは、無理な間取りと骨組の計画ミス。
木造住宅の場合、躯体の詳細は下請けに丸投げが多い。
躯体工場の担当者も構造に精通しているとは限らない。
ノーチェックのまま、躯体の構成が決められ
現場が完成してしまう家がほとんどです。
先日、検査にいった現場も、プレカット工場が書いた
図面がかなりずさんで、違法がいくつかありました。
大半の躯体工場は、木構造に精通したプロがいないようです。
構造はあとから修正することは困難。
工事中にチェックをしておくことが重要です。
一級建築士事務所 愛知県知事登録(い)第10615号 管理建築士 長井 良至