傷物を値引きなしで売る
今朝、書きました肩の激痛。
痛みに耐え、4件の現場予定を済ませ、
夕方病院へ行ってきました。
診断の結果は、関節にカルシウムのかたまりが
付いていました。これが痛みの原因でした。
手術は必要なく、自然に溶けていくようです。
痛み止めも打ち、明日からは正常に仕事できそうです。
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「住みだせば、必ず傷がつくから、
完成時の傷を直さなくていいでしょう」
現場監督が現場でつぶやいた一言を聞き逃さなかった。
多くの現場関係者の本音でもあるでしょう。
こんな現場監督にあたると、傷も嫌々直され、
下手な補修で済まされるでしょう。
車でも何でも、商品は使い出せば傷がつきますが、
新品で、傷物を値引きせずに売るのは
建築業界だけでしょうか。
職人の腕、気遣いで、傷の数は変わります。
同じ住宅メーカーの家でも、
傷だらけで、細部の仕上げが雑な家がある一方で、
素晴らしい出来の家もあります。
両方の出来を知る機会があれば、
悪い方をつかまされた方は、良い方と同じ値段という事も、
納得がいかないでしょう。
仕上げが雑ですと、見えない箇所を疑いたくなります。
見える個所が雑な現場は、
間違いなく見えない箇所も雑です。
瑕疵検査をすれば、大きな問題が出る可能性が高いです。