事例673『たて枠(柱)の位置ズレ』

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
今日の瑕疵検査は計8時間かかりました。
午前中だけで疲れ果て、2日に分けたい気持ちになりましたが
何とか1日で終わらせることができました。
「家がおかしいと素人が感じたら、
必ず大きな問題が発覚します」
今日の現場もそうでした。
■(1)今回の事例__________
「たて枠(柱)の位置ズレ」
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梁補強
 
◆写真解説
2×4。床梁を受けるたて枠(柱)の位置がずれている。
本来、梁の真下にないといけない。
◆内容説明
約450mm間隔でたて枠(柱)が入っているが、
大きな力がかかる梁下へは、さらに梁幅と同じ幅の
たて枠を入れ、力を受ける必要がある。
図面上で、見落としがちな事項。
躯体が組みあがってから現場で気づいた場合でも、
あとから入れることは可能です。
◆対策
躯体検査時のチェック項目で
梁下を注意して見る。
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■(2)編集後記
検査中は非常に集中しています。
頭の中で、これのどこを見て、次は・・など、
考えることがいっぱい。
意外と現場の騒音は、集中力に影響ありません。
最も集中力が切れるのは、「話しかけられること」
その次に「付いて歩かれ、独り言が聞こえてしまうケース」
これらを依頼者が知らず知らずのうちに
やっているケースがあります。
はっきり言いにくいため、態度で分かるように
信号を送っていますが、気づいてもらえないケースが多いです。
集中力を欠くと見落とす可能性が高くなります。
検査に集中するため、できるだけ検査中は
ひとりにさせてください。

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