事例691『振れ止め未施工』
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
名古屋はこのところ毎日、気温30度超え。
3日続けて屋根裏に入ったので
体が暑さに慣れたようです。
今日は1日欠陥検査、現地の予想最高気温は32度。
暑くなりそうです。
■(1)今回の事例___________
「振れ止め未施工」
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◆写真解説
2×4天井根太の振れ止め未施工。
距離が長い場合、根太中間部の動きを止める役割で入れる。
今回、図面指示があるにも関わらず未施工。
◆内容説明
天井の石膏ボードを直接留め付ける「天井根太」
一方向だけの部材なので、中間部は横方向に動きやすい。
振れ止めを交差させて施工することにより
動きを止め、躯体や木の動きによる変形を抑え、
仕上げのひび割れなどを防ぎます。
◆対策
2×4の構造を分かっている専門家による
現場検査を受ける。
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■(2)編集後記
今の車に乗り換える前まで約10年、ホンダ車に
乗ってました。
走る距離が多いので、不具合も出やすく
2,3年ごとに買い替えます。
今回、ホンダにしなかった理由はアフターサービスの悪さ。
車を買い替えるたびに販売店も変えましたが
どこも似たようなものでした。
住宅の場合は、車のように何度も買わないので
最初の業者選びが大事です。
ただ、アフターサービスがいいという会社は皆無です。
住宅は、ほとんどのものが短期保証。
ミスに気付いた時は手遅れで、
無償で直してくれる可能性は低いです。