事例692『人通口の幅』
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
完成時、メーカーに対し不満を持っている
建築主が非常に多い。
不満の多くは約束を守らない。
家は出来たものを買うわけではないので
この不満が多くなります。
■(1)今回の事例_________
「人通口の幅」
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◆写真解説
基礎の人通口。
基礎の弱点となりやすく、
位置や幅に気を付けないといけない。
幅は600㎜程度が一般的。写真は約800㎜ある。
◆内容説明
基礎の人通口は文字通り、人が通るためのもの。
設置する位置や、鉄筋補強が本来重要ですが、
木造2階建てまでは、構造検討の必要がないため
構造的な配慮がなく設計されている現場が多い。
ある大手FCでも配慮されていません。
今回は幅が広すぎる。フラットの仕様書などで
幅は600mm以下とある。
◆対策
基礎図面をチェックする。
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■(2)編集後記
「ツイッターとフェイスブックそして
ホリエモンの時代は終わった 梅崎健理著 講談社」
という本をタイトルにひかれ読んだ。
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SNSが勢いを増している中、その反対の意見。
その理由の一つに本音がいいにくく
面白くなくなっている。
発言者はツイッターと実社会で建前と本音を使い分けている。
内容にもよりますが、確かに本音を書くことは勇気が要ります。
やはり真の情報は、実際に会って得ることが重要ですね。