事例614『金物の不備』
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
静岡県からの帰り、車の中で書いています。
こちらの方面はよく来ますが、今年の夏は
一度も富士山を見ていません。
今日は清水付近で、雲から頭を出した富士山が見えました。
■(1)今回の事例________
「金物の不備」
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↓下から見ると
◆写真解説
梁を固定するボルトの陥没。
裏側に空洞があり、木が割れた。
当然ですが緊結できない。
◆内容説明
2種類のボルトで端部を緊結。
それぞれの位置が近く、座彫りによる空洞が重なり、
写真のようになってしまった。
躯体の木材を加工するプレカット工場のミス。
躯体組み立て時、大工さんがおかしいと気づいても
作業が止まるために、そのまま組まれてしまった。
今からでは梁の取替えは困難。
◆対策
瑕疵保険の検査などは、ボルトをよく見ていません。
ボルトを全数チェックする。
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■(2)編集後記
7月からずっとバタバタしてきましたが、
ようやく一息つけそうです。
そう言っていても、いきなり仕事が入ることが多いので
忙しくて後回しになっていた仕事を
計画的に片付けようと思います。