事例440『鋼製火打ち梁の取り付け不良』
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
今日、現場で会った確認申請の中間検査員。
ヘルメットは被らない、
服は普段着、靴はクロックス。
現場に居る誰もが、検査員だとは気づきませんでした。
たぶん検査に来る意識が低いんでしょう。
きちんと見るつもりなら、足場の上に乗ったりするので
クロックスにノーヘルは、ありえません。
確認申請の民間開放は、元に戻したほうが良い。
今のままですと、無駄な費用だと思います。
■(1)今回の事例___________
「鋼製火打ち梁の取り付け不良」
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◆写真解説
鋼製火打梁。
おさまらない箇所へ無理やり取り付けた結果、
端部が曲げられ、固定の釘3本も未施工。
◆内容説明
一応、取り付いてはいるが、
先が曲げられ、釘固定もない。
正規の状態より、どのくらい耐力が低下するかは
実験をしないと分からないでしょう。
ですから、正規の施工を行うことが大切です。
◆対策
この商品、確か大きさが1種類しかない。
イレギュラーになる場合、
梁の位置を考慮するか、
木製で現場に合った火打ち梁をつくり、取り付ける。
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■(2)編集後記
食べログの「やらせ投稿」のニュースで思い出しました。
当社にも昨年、変な勧誘があった。それは、
「インターネットの広告順位を上げます。
方法は、上位の会社へある仕掛けをします」
というもの。つまり、不正な手段で他社を欺く。
過去にも、「検索順位を上げます」、
「メルマガ、ブログ読者を1000人増やします」などの
勧誘が多くきました。
方法はどれも、裏操作によるもので、
内容が伴うものではなかったです
当然、どれも相手にしませんでした。
対策は今後、出てくるとは思いますが、
ネット情報の信憑性が揺らぐでしょう。
正しい情報の入手方法を知ることが重要ですね。
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