事例468『ダイアフラムの欠落』
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
今週から暖かくなり
現場で検査するには良い季節になりました。
暑くなるまでのわずかな間、検査がしやすいです。
■(1)今回の事例_______
「ダイアフラムの間隔」
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◆写真解説
先回同様、鉄骨接合部の不備。
丸印部の距離が近く、溶接不良である可能性が高い。
◆内容説明
先回より写真が分かりやすいので
同事例を紹介します。
言葉で説明しにくいので写真を付けます。
建築知識 エクスナレッジ社より抜粋の図
高さの違う梁が同じ柱に取り付く場合、
溶接作業上、離れが15CM以上必要になる。
15CMない箇所は、溶接不良が確実で、
大地震時に破壊する恐れがある。
◆対策
先回同様、見えるうちに検査することが大事です。
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■(2)編集後記
欠陥調査の書類作成が少し溜まっています。
内容が難しくなる場合がほとんどで、
気がのらないと、集中できず書けません。
また、相手からの反論を予想し、良い証拠があれば
資料や本を取り寄せるので、その待ち時間もあり
作成に時間がかかります。
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