地中熱空調の注意点

地中熱を利用した空調システムが
昨日の中日新聞に取り上げられていた。
欠陥住宅を調査する建築士のブログ-地熱
(記事の内容(会社等)と下記記載の現場の関連はありません)
昨年、このような地中熱利用空調の家を検査した時、
重大な施工不備を指摘している。
その内容は、基礎の各所を通る直径25CMくらいの配管が、
あらかじめ図面で指示されていなかった。
現場にて、監督の判断で位置決めし施工した結果、
立ち上がりが分断され、耐力の弱いベタ基礎になるところでした。
欠陥住宅を調査する建築士のブログ-配管
(大きなスリーブ、指摘前は補強もなし)
地熱配管を通すため、立ち上がりを何箇所か開けないといけない。
ベタ基礎の立ち上がりは約35CMなので、スリーブ開口と違い、
全開口に近く、人通口と変わらない。
ベタ基礎の構造特性と、このシステムを理解しないまま
設計するのは危険です。設計者がきちんとした会社で建てましょう。
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