事例509『天井下地切断』
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
仕事がたまっているので、今週は1時間くらい早出してます。
今日は夜、雨が降ったせいか、朝は涼しいですね。
■(1)今回の事例________
「天井下地切断」
________________
◆写真解説
ダウンライトの開口により天井下地が切断され、補強などがされていない。
ケースによっては天井が下がる恐れもある。
◆内容説明
住宅に限らずほとんどの建物は、
天井に埋込むダウンライトの位置を事前に検討せず
天井を施工します。
電気屋さんも下地材を切ることに罪悪感はなく、
それが当たり前だと思っているようです。
一度、天井が下がるなどして問題が起きて
責任を問われるまでは、意識は改善しないでしょう。
下地を切断した場合、天井材が2重など重量があるケースで
天井があとから下がってくる現象が実際に起きています。
それが元で大きな紛争へ発展した現場もあります。
◆対策
事前に器具の位置を照合し、あらかじめ下地の位置を調整するか、
切断した場合は補強をすべきですね。
===============
■(2)編集後記
愛知建築士会主催の私の講演
9月29日(土)が満員となりました。
10月27日(土)はまだ予約受け中です。
詳しくはこちら↓
http://ameblo.jp/kanomu-kensa/entry-11333580402.html