事例513『2×4、柱の切り欠き』
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
今日、最後の現場は16時半から入りました。
予定検査時間が1時間だったので
暗くなる前に検査を終えました。
これからの時期、夕方から現場に入るときは
日没時間を気にしないといけません。
■(1)今回の事例________
「2×4、柱の切り欠き」
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◆写真解説
2×4縦枠(柱)の切断。
換気扇開口を開けるために切断した。
荷重支えると共に水平耐力を受け持つ部材、
大きな切り欠きはNGです。
◆内容説明
電気屋さんの判断で開口を開けた。
構造より設備の位置が優先なんでしょう。
住宅の現場に現場監督は常駐しない。
いちいち指示を仰ぐことなく、職人は仕事をします。
せっかく大工さんがきちんと仕事をしたのに
電気屋さんが台無しにするケースが多いです。
◆対策
電気屋さんの仕事もチェックする。
構造躯体を傷めるときは
監督又は監理者の許可を得るような決まりにする。
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■(2)編集後記
建築士が当社へ相談してくることも多い。
ここ最近続けて相手にしたのは、自分勝手な人ばかり。
名前も名乗らず電話やメールをしてきて、面識もないのに
知りたいことを即時に無料で聞こうとする。
そんな人たちだから、仕事でトラブルが起きるんでしょう。
不快な気分になると共に、無駄な時間を取られるので、
そんな人たちは今後相手にしません。