事例340(気密パッキンの隙間)
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
昨日は雪で高速が通行止め。
そのため電車で移動したのですが、
大曽根駅では30分以上電車が来ない。
金山からの電車は2時間遅れ。
移動に時間がかかりました。
また、電車の中では
クロスの材料を抱えた人、
工具を持った職人など
建築関係者をたくさん見ました。
■(1)今回の事例_________________
「気密パッキンの隙間」
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◆写真解説
外気進入を防ぐ、気密タイプの基礎パッキンの施工。
ジョイント部が空いていれば意味がない。
◆内容説明
家を断熱材でスッポリ覆うことが、
断熱材施工の基本です。
しかし、床下に断熱材を入れていても
玄関土間やユニットバスまわりが、床下と通じていると、
断熱効果は軽減してしまう。
長期優良住宅などで必須の
省エネルギー対策等級4。
これを選ぶと、玄関土間まわり、ユニットバスまわりは
この気密パッキンなどを使って、
気密化しないといけない。
(ユニットバスの床が断熱仕様の場合は、
ユニットバスと壁の間で気流を止めてもよい)
言葉ではわかりにくいので断熱材メーカー、
マグ・イゾベール株式会社のHPをリンクします。
http://www.mag.co.jp/pro/manual/orange/trade-off/grounds.php#grounds01
大工さんが意味もわからず、施工していると
このように隙間をあけたりする。
◆対策
仕様が新しくなると、間違いは起きやすい。
特に省エネルギー対策等級4の施工は
かなりの確率で間違った施工がされています。
自分で情報を取り、チェックすることが必要。
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■(2)編集後記
20万部売れた「コワ~い不動産の話」
http://tkj.jp/book/?cd=70761401の続編
「コワ~い不動産の話2」(宝島社)
http://tkj.jp/book?cd=70779201が、
先週発売されて早速読んだ。
不動産を買う人は「コワ~い土地の話」
http://tkj.jp/book/?cd=70703201を含め
この3冊を読むことをお薦めします。
1冊500円くらいで、
かなり濃い内容の不動産知識を得られ、
失敗する確率は低くなると思います。
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