事例343(基礎破壊)
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
鳥インフルエンザが広がっています。
私は愛知県豊橋市出身。
中学生のとき、同級生に養鶏農家の子がいたこともあり
気になるニュースです。
殺処分以外の対策方法が、確立されるといいですね。
■(1)今回の事例_________________
「基礎破壊」
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◆写真解説
配管を通すために、基礎を破壊した。
鉄筋が露出し錆びている。
◆内容説明
配管を通さないと生活できないが、
基礎を破壊してはいけない。
先回同様、行き当たりばったりの施工で
配管計画を考慮せずに基礎を造った。
写真をよく見ると
基礎の天端の施工も雑です。
簡単な図面しか作成せず、
職人任せで造ると、このようになります。
◆対策
最近は、長期優良住宅仕様などで
配管の施工方法も意識されてきました。
設備配管図面を、あらかじめ書かせましょう。
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■(2)編集後記
昨日受けた相談を紹介します。
3年前に購入した分譲住宅。
アフターサービスが一切ない。
床下などは見てないが、
素人でもわかる箇所で、いろいろ不備が発覚している。
業者へ言っても、対応する気はない。
現在一部、自費で補修している。
そのため、当社に家全体を調べてもらい
業者と折衝したいという内容でした。
この家を建てた業者は、株式も公開している大手分譲メーカー。
アフターサービスがないとは知らず、相談者は購入してしまった。
家は同じメーカーで2度買う(建てる)ことは、かなり稀です。
だから、不動産業者は既存客よりも、新規顧客を大事にする。
分譲住宅の場合、営業を地元不動産屋に任せるケースも多く、
その場合、建築したメーカーの担当者とは、数回会う程度です。
購入後不具合が出て、
顔見知りになった不動産屋に申し出ても、
アフターの対応はしてくれない。
相談者は最後に、こう言っていました。
「補修費用が、かなりかさんでしまった、
カノムの検査を受けてから買えばよかった」
安いから仕方がないと、割り切れない方は
購入時によく考えたほうがいい。
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