事例357(ビスの不備)
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
名古屋は停電やガソリン不足の影響もなく
いつもと変わらない生活ができています。
ただし、2Lの水など、
買占めは少しあるようです。
マスコミの情報などに惑わされず、
自分でよく考えて、行動していこうと思います。
■(1)今回の事例___________
「ビスの不備」
__________________
◆写真解説
筋交いプレートのビスが、
柱の背割りに施工されている。
これではビスがきかず、金物固定の意味がない。
◆内容説明
柱の背割部。
この空洞部にビスを入れても意味がない。
素人でもわかる例で
大工さんも当然、ダメなことはわかっている。
金物の形状が合わなければ、違うものを取ればよいのに
面倒なのか、そのまま施工されている。
あとから見えなくなる部分は
手を抜かれやすい。
◆対策
木構造の検査で、全数検査する。
=====================
■(2)編集後記
名古屋の住宅現場でも、資材が入ってこない
という状態が出ています。
来週になれば、今後の状況がはっきりすると思いますが、
現場が止まれば、いろんな影響が出ます。
一番の懸念は経済の停滞、下降。
復興には、財源が必要。
税理士に聞いた話ですが、
過去に復興目的で、法人税が一時的に
上がったことがあるそうです。
お金、利益が無いところから税金は取れない。
経済が良くないと、税収は増えない。
スタッフは、理解できないと言ってましたが、
私は自粛せず、今までどうりに生活し、仕事して
必要なものは先延ばしせずに、
逆に早めに買っていこうと思います。
もちろん、食料品の買いだめなど
被災地のためにならないことはしません。
不安から、お金を銀行に貯め込んでも、
そのお金で、銀行が国債を買い
国の借金を下支えするだけ。
もうすぐ1000兆円に届く国債を発行している現状、
それがいいとは思えません。
住宅業界の内情を広く知っていただくため
人気ブログランキングに参加しています。
↓ポチっと応援、お願いします!
このブログは、まぐまぐのメルマガでも読めます。
登録はこちらから
→http://archive.mag2.com/0000238034/index.html
長井のツイッター
http://twitter.com/ryojinagai