事例377『スリーブ入れによる鉄筋の切断』
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
最近、なぜか金曜日に予定が集中します。
今日は金曜。現場予定が多く、
今朝、自宅を出たのが4時50分。
事務所に帰って来たのが19時前。
ようやく今から、事務作業に取り掛かります。
■(1)今回の事例__________
「スリーブ入れによる鉄筋の切断」
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◆写真解説
配管スリーブを入れるため、基礎鉄筋を切断した。
指摘を受けるまで補強筋を入れる予定はなかった。
◆内容説明
大手ハウスメーカーの現場。
監督に補強を指示すると、
「いつも、切断したままで補強はしません」
という返事が返ってきた。
意味があって、入れている鉄筋、
つながっていなければ意味がない。
「つながってなくても良ければ、
ジョイントも離してもいいのか」と質問したら
答えが返って来ませんでした。
◆対策
今日検査に行った現場でも、
切断部の補強筋の入れ方がまずく、是正をさせた。
意味をわかって仕事している
職人、大手の監督は少ない。
基礎は重要な部分だけに
きちんとした検査を入れることが大事です。
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■(2)編集後記
最近また、専門書を結構買っています。
欠陥住宅の裁判で、単純な話がどんどん広がり
一つのことをより掘り下げて調べるためです。
いちいち、大きな書店へ行くのは面倒なため
購入は「アマゾン」を使います。
検索も購入も楽な「アマゾン」
ただし、実際の中身が見れないため
知りたい部分が書いてあるか、わからない。
届いて、中身を見たときに
知りたいことが載ってない、ということもあります。
専門書は値段が高いので
外れると、しまったと思います。
ただ、今後、何かにきっと役立つはずなので
時間があるときに全体を読むようにしています。
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