事例369『バルコニーの立ち上がりが低い』
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
GWに入りました。
10連休の会社もあるようですが、
当社は1日と、3日~5日の合計4日間が休みです。
■(1)今回の事例___________
「バルコニーの立ち上がりが低い」
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◆写真解説
バルコニー防水。
掃きだしサッシ下の立ち上がりが低い。
雨漏りの懸念から120mm以上必要。(瑕疵担保保証の基準)
◆内容説明
バルコニーに付くサッシの下部は、
雨漏りしやすい箇所。
立ち上がりが低いほど、出入りは楽ですが、
雨漏りの危険度は増えます。
瑕疵保険で、雨漏りしにくい
設計、施工基準が定められています。
基準に違反していると、
雨漏りしても、保険がおりない可能性が高いです。
◆対策
完成してから直すのは大変。
基準を知らない職人さんもいるので
図面にこれらの数字を記載することが重要。
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■(2)編集後記
・土地家屋調査士、司法書士に頼まなくても、登記ができる。
・弁理士に頼まなくても、特許の申請ができる。
・税理士に頼まなくても、税金の申告ができる。
インターネットの情報や、便利なソフトの登場で
資格者に頼まなくても、自分でできるものが増えてきました。
住宅の建築においても
プロ以上に、基準を勉強している施主さんが最近多い。
資格を取ってから、ほとんど実務を行っていない
一級建築士よりは確実に詳しい。
こういうお客さんに接すると、私もいい刺激を受けます。
こんなお客さんは今後、確実に増えます。
そうなると、品質、基準に不勉強な業者や、
甘い検査をしている瑕疵保証検査会社は、
揚げ足を取られるでしょう。
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