事例438『隠蔽された シロアリ被害』
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
仕事は明日までですが、
午前中、大掃除を済ませました。
今日は天気がいいので、窓ふきも寒くなかったです。
■(1)今回の事例___________
「隠蔽された シロアリ被害」
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◆写真解説
中古住宅検査で発見した床下のシロアリ被害。
売主は不動産業者。
表面だけ綺麗にリフォームし、見えない箇所は隠蔽したようです。
◆内容説明
写真の上の矢印は、床根太の被害。
下の矢印は、蟻道。
床下のことですから、業者も知らなかったかもしれない。
しかし、内部をほとんどリフォームするついでに
床下の確認は容易にできたはずです。
本例のように、不動産業者が中古住宅を買取り、
きれいにリフォームして売るケースが多い。
見た目がきれいな方が、売りやすいし
高く売れるんでしょう。
、
あとで隠れた瑕疵が発覚する事があります。
見た目だけで購入を決めてしまうのは危険です。
◆対策
床下に入ることが出来れば、
本例のようなシロアリ被害を見つけることは容易です。
購入に際し、細部を検査する事が重要です。
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■(2)編集後記
昨日は、雪で高速道路が大渋滞。
そのため、電車で移動しましたが、特急の指定席は満席。
気温も低く、大変な日でした。
これだけ寒いと、結露がひどくなると思います。
水蒸気は人の息からも出ます。部屋を締め切って寝ると、
表面温度が低いガラスやサッシ枠で結露しやすい。
結露対策は以下の2つ
・室内の水蒸気量を減らす。
・結露する面の温度を高くする。
その理由は、温度によって空気中に含まれる
水蒸気量が決まっていて、(高いほど多い)
飽和量を超えると水になるからです。
水蒸気量を減らすには、換気(換気扇)、除湿(エアコン、
排湿機能付き換気扇、除湿機)、吸湿(エコカラット、天然木など)。
窓、壁の温度を高めるには、高断熱化や、2重窓などが有効です。
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