事例232(浴室換気扇ダクト)
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
年明け早々で
今週まで「検査は少ないだろう」という予想に反して
今日は3件、現場に行ってきました。
■(1)今回の事例_________________
「浴室換気扇ダクト」
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◆写真解説 ↑クリックすると拡大します
浴室の換気扇。
結露水逆流防止の注意書き
(必ず守っていただきたいこと)
と反対の勾配でダクトの施工がされている。
◆内容説明
製造メーカーの「指示」を無視した施工。
大きく注意書きがしてあるのに
電気屋さんが守らなかった。
浴室換気扇の接続は工事の後半。
先に外壁の高い位置へ穴を開けてしまったため
このようになってしまったのでしょう。
製造メーカーは結露が原因で
故障したとき責任がこないように
このような表示をしています。
もしこれが原因で故障すれば
電気屋さんの責任になってしまいますね。
◆対策
メーカーの施工マニュアル
意外と職人さんは読んでいません。
過剰なことが書いてあるかもしれませんが
施工費用を払っている建築主にとっては
マニュアルどうり施工してもらって当然です。
一度、確認することをお薦めします。
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■(2)編集後記
年末年始に何冊か読んだ本に書いてあったことで
共通していたこと。
ニュアンスは微妙に違いますが・・
「短絡的な金儲け目的で
商売している会社は長続きしない」
これは、住宅を売ったり、造っている会社は
結構わかりやすいと思います。
明らかに「そうだ」という会社は結構あります。
今後何かで会社を選ぶときの判断基準として
考えてみてもいいですね。