事例274(制震装置のビス施工忘れ)
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
今日も検査4件行ってきました。
検査に行ったあとは
書類作成の仕事が待っています。
■(1)今回の事例_________________
「制震装置のビス施工忘れ」
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◆写真解説 ↑クリックすると拡大します
制震装置のビス施工忘れ。
これでは100%機能を発揮しない。
◆内容説明
地震時の揺れを軽減する「制震装置」
軽量鉄骨や木造住宅の現場で
最近、時々見かけます。
基礎の下へ設置する
「免震装置」よりは安価ですが
それでも
追加金額を払って取り付けるもの、
きちんと施工して欲しいです。
◆対策
本例の場合。
ビスが正面から見えない箇所にあった。
重要なビス類は、職人さん任せにせずに
検査することが大事です。
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■(2)編集後記
先週、完成物件の検査で
畳をあげたら、
畳の裏側に「カビ」が生えていた。
原因は下地合板の濡れ。
工事中、雨養生のため、
床に貼ったビニールの下に
雨が入り込んだ。
このビニールを剥がしたのが
完成直前だったため、
合板が乾いていなかった。
「カビ」は健康を害します。
多少、雨で濡れることは仕方がないとしても
材料が濡れた場合は早期に乾燥させることが大切。
もうすぐ入梅、
雨が気がかりな時期です。
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