事例330(壁内結露)
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
忙しさのピークが過ぎ、ほっとしています。
あと10日あまりで
待っていただいている、打ち合わせ、訪問を
全て片付ける予定です。
■(1)今回の事例_________________
「壁内結露」
________________________
◆写真解説
壁内結露。
写真はコンセントBOX内が結露で濡れている。
電線が露出している箇所があると、漏電する。
◆内容説明
室内の湿った空気が、壁内へ入り込み
冷たい外壁面で結露をしている写真。
断熱材が薄いことも、結露の原因となっている。
長期優良住宅、フラット35Sの影響で
省エネ対策等級4が、一般的になりつつある。
東海地方でも、壁内へ入る気流を止めたりする
気密工事がようやく一般的になってきた。
しかし、検査でいくつかの現場を見ているが
気密工事を理解している建築士、職人は少ない。
実際見たことはないが、
壁内結露で木柱が腐ったという事例をいくつか読んだ。
内部が腐れば、構造的に弱くなるし、
カビなどの発生で健康にも悪い。
長期優良住宅になるはずが
「短期不良住宅」になってしまいます。
◆対策
図面上の性能が確保できるか
隠れてしまう前に、
施工をチェックをすることが必要。
完成してからでは遅いです。
==========================
■(2)編集後記
忙しいのか、儲かっていないのか
対応の悪い会社が多い。
地元の業者に限ぎらず、
最近、この編集後記で実名を出した大手企業でも、
支店、担当が違えば対応はかわる。
よくこんな会社に頼んだと思うケースもある。
家は高い買い物だから、
業者選びを間違ってはいけない。
今年設立した社団法人AJIAのHPが
少しずつ出来上がっています。
http://www.ajia.or.jp/index.html
その中に、住宅供給者選定判定の目安になる情報を
蓄積するコーナーがあります。
私も先週動画を提供したばかりで
今後、本格的に情報をアップしていくつもりです。
住宅業界の内情を広く知っていただくため
人気ブログランキングに参加しています。
↓ポチっと応援、お願いします!
このブログは、まぐまぐのメルマガでも読めます。
登録はこちらから
→http://archive.mag2.com/0000238034/index.html
長井のツイッター
http://twitter.com/ryojinagai