事例160(土台水切りの隙間)
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
久しぶりの雨
明日からの予定が狂わないと良いですが・・
■(1)今回の事例_________________
・「土台水切りの隙間」
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◆写真解説 ↑クリックすると拡大します
基礎と土台水切り間の隙間。
小さな虫は仕方がないとしてもネズミが入らないように
矢印部分には隙間を作らない。
◆内容説明
土台水切りとは?
外壁の一番下で外壁を伝ってきた雨水を
基礎の内部に入らないようにするもの(水を切る=水切り)
基礎パッキン(木造の建物の基礎(コンクリート部分)
と土台(木)の間に挟む床下の換気を目的とした
緩衝材の総称。使用にあたっては、虫の侵入や
クモの巣による通風空間の閉塞に注意が必要である。
・・ウィキペディア(Wikipedia)から一部引用)
を使うと基礎の天端には通気のためのスペースが
2CMほどでき土台水切りがこのスペースの
防鼠(ネズミを防ぐ)の役割を今回は兼用しています。
基礎と土台の位置にずれがあると
今回の例のように隙間ができてしまう事があります。
ネズミは一度入ってしまうと退治は大変で、
家の中に入れないことが重要です。
◆対策
普段の目線では見えない箇所
完成時に下からのぞくことをお薦めします。
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■(2)編集後記
今日も本の紹介をさせていただきます。
私の知人である公認会計士の夫婦が書いた本
『20代、お金と仕事について今こそ真剣に考えないとヤバイですよ!』
クロスメディア・パブリッシング 野瀬大樹、野瀬裕子・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4844370626/ie-kensa-22/ref=nosim
題名だけではわかりませんが
5章に「ああ損した!」といわないためのマイホーム計画
3000万円のマンションを買うときは、その約1・85倍、5555万円
の買い物をしているということを意識してください
など住宅購入についても書かれています。
住宅メーカーや不動産会社と関係のある人が書いた
住宅購入本ではなく
共に公認会計士の野瀬夫婦が自ら実践していることが
本に書かれていましてお薦めです。