事例159(梁接合金物未施工)
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
今日は10時まで事務所。
隙間時間でメルマガ書いています。
■(1)今回の事例_________________
・「梁接合部 金物未施工」
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◆写真解説 ↑クリックすると拡大します
梁の接合部。
構造耐力上主要な部分の継手であるが
金物による緊結がない。
地震がこなければ問題はないですが・・・
◆内容説明
地震時に接合部などが外れないように
木造住宅では金物が多用されるようになりました。
東海大地震
東南海沖地震
内陸部の地震(三河地震、濃尾地震)
定期的な周期で大地震が来ているこの東海地方は
大地震がいつ来てもおかしくない状況。
これらの金物の効果は
普段住んでいるだけではわかりません。
基準にあるのはもちろんですが
工事中なら比較的簡単に付くので
大地震時の倒壊、半倒壊を防ぐために
忘れず施工して欲しいものです。
◆対策
今回の例も現場検査しかありません。
大手など一部の会社では当たり前になっていますが
大工さん任せにしている現場は要注意です。