事例223(FRP防水 トップコート剥離)
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
午前中、中央高速の春日井ICから多治見IC間で
運転しながらですが
きれいな紅葉を見ることができました。
■(1)今回の事例_________________
・「FRP防水 トップコート剥離」
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◆写真解説 ↑クリックすると拡大します
バルコニーFRP防水、
トップコート(表面塗料)の剥がれ。
築数年での剥がれで施工不良が原因?
◆内容説明
木造住宅のバルコニー防水で主流のFRP
※FRP=繊維強化プラスチック
(Fiber Reinforced Plastic) の略
その表面に保護や色付け、滑り止めの役割で
塗られる「トップコート」の剥離。
防水面は10年保証が義務付けられている部分
数年で写真のような広範囲の剥離は
明らかに施工不良でしょう。
◆対策
重要な防水作業。
検査で作業に一部始終立ち会うと
かなりの時間になります。
通常は下地か作業中、
又は完成後しか検査はしません。
そのため、施工技術の高い業者選びが重要です。
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■(2)編集後記
不動産(自分の家含め)を買うか借りるか
そんな論議を先週、雑談の中で、
ファイナンシャルプランナーとしました。
考えは全く正反対でしたが、
いろいろな意見があっていいと思います。
週末読んだ本で、
私と同じ考えのことがかいてありました。
その本は「サラリーマンのためのお金のサバイバル術」
朝日新書 岡本史郎著 777円
・損か得かは「不動産の値上がりが期待できるか」
・無理してまで買わない など
この他に私が仕事柄感じることは
家を買うと以下2つのリスクを負う可能性がある。
・家にいろんな意味で縛られる。
・家が人生の重荷になる。
具体的な状況としては
・売りたくても安い値段でしか売れない。
・補修費の捻出が不可能・・劣化して地震で潰れる不安。
・欠陥住宅を掴んだ。
など、どちらにしても
チラシに飛びつくなどの衝動買いは避け
よく考えて買うことが大事です。