事例139(ホールダウン埋め込み不足)
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
今日も一日 現場
今日の最高気温15度と聞いて
昼間の暖かさに期待して出かけます。
■(1)今回の事例_________________
・「ホールダウンの埋め込み不足」
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◆写真解説 ↑クリックすると拡大します
ホールダウン金物、基礎への埋め込み不足。
赤矢印の刻印部までコンクリートに埋め込む必要があるが、
青印がコンクリート上端レベルで約4CM埋め込み不足。
◆内容説明
ホールダウン金物は木造住宅で
基礎と柱、上下階の柱などを緊結する金物で
引張耐力を受け持ちます。
基礎部では15kN以上が付く場合基礎に埋め込みます。
一般的なホールダウン金物の埋め込み深さは
36CM
写真のようにわざわざ刻印がされていても
職人さんが気にしていないケースが多い。
埋め込み深さが足らないと
当然、所定の耐力は期待できません。
◆対策
検査もしくは職人さんへの徹底。
ベタ基礎の場合は基礎立ち上がり高さも注意
基礎高さGL+400mmで
スラブ天端がGL+40mm以上あると
360mmをきりやすい。