事例185(棟換気 下地開口不足)
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
今日は朝から電話が多いです。
何本かかってきたか、数できないほど。
相談が多い・・・・問題が多いということですね。
■(1)今回の事例_________________
・「棟換気 下地開口不足」
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◆写真解説 ↑クリックすると拡大します
屋根頂上部(棟)で空気を抜く換気開口部。
下地開口幅60mm~80mmほど必要なのに
5mmほどしかない。
◆内容説明
屋根裏空間の夏場の熱気などを
外へ抜くための換気部分。
外観上、部品は付いているので
図面どうりですが
内部で施工が間違っていて
性能を十分果たさない。
◆対策
私の場合、躯体上棟検査のときに
この部分は気にしています。
全ての住宅につくわけではなく
設計で指示している場合のみですが。
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■(2)編集後記
今週3件同じ相談があったので紹介します。
相談内容
「建築条件付宅地」で契約し
そこからプランを決めたのに
契約は土地、建物の「売買契約」だけ、
確認申請の建築主名義は不動産屋さん。
注文住宅なのになんで?という内容。
これはよくある違法契約です。
建築条件付き宅地の場合は
「土地の売買契約」、「建物の請負契約」の2つの契約になります。
当然、確認申請の建築主名義は 請負契約なので
例外がなければ注文者の名前です。
これを解説したAll Aboutのページを見つけました。
↓
http://allabout.co.jp/house/buyhousekansai/closeup/CU20011202/
知ってて やっているのか?
知らずに やっているのか?
どっちかは当事者でないとわかりません。