事例188(アンカーボルトの出)
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
今日、足が痛くなり
夕方、病院へ行きました。
原因は過度に動いたためですが
間接的な原因は
運動不足とストレス
ちょっと仕事のペースを考えようと
思っていたところ・・
先にガタが体に出てしまいました。
■(1)今回の事例_________________
・「アンカーボルトの出」
________________________
◆写真解説 ↑クリックすると拡大します
アンカーボルトのねじ山が
ナットから出ていない。緊結不足。
◆内容説明
土台と基礎を緊結するアンカーボルト
ナットからの出は3山以上出るようにと
公庫仕様書に記載があります。
基礎施工時、
アンカーボルトの埋込みがいい加減ですと
今回のような例は起きやすいです。
◆対策
コンクリート打設前にアンカーボルトを
セットすることは当たり前として
アンカーボルトの高さも測量機械で
全数チェックすること。
===========================
■(2)編集後記
「建売ですから・・」
私がこの前検査のとき、現場で業者さんから聞いて
非常に印象に残っている言葉。
注文住宅と建売住宅
同じ新築の品質で何が違うんでしょうか?
きっと販売している人たちがそのように思っているだけで
買う人や検査する私たちにとっては同じ新築です。
「訳あり品ですから」
「特価品ですから」
これらと同じような意味で何となく使っているんでしょう。
販売するほうがこんな気持ちですと
いい家はできにくいですね。