事例186(石膏ボードビスの不備)
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
3連休
休みなく働いていました。
今週も仕事溜まっているので
早めに片付け
休みたいですね。
■(1)今回の事例_________________
・「耐力壁のビス打ち忘れ」
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◆写真解説 ↑クリックすると拡大します
2×4耐力壁。
石膏ボードの上下端、ビス打ちがない。
規定は@100mmでビス打ち。
◆内容説明
内部壁 仕上げ下の石膏ボード。
2×4では外周壁、内部の壁の一部で
耐力壁とします。
ボード片面で壁倍率1(200kgf)とするため
規定のビスピッチが必要となります。
木造住宅や鉄骨などに慣れた大工さんですと
そんなことは知らないはずです。
◆対策
図面で指示しない場合が多く
大工さんへ伝わっているか確認することと、
あとからの補修は大変なので
仕上げ前に検査が必要です。
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■(2)編集後記
私のようなお客様からの検査員は
職人さんにとって嫌な存在です。
昨年は現場で大工さんに
物を投げられた事もあります。
初対面では警戒されて当たり前なので
この手の対策としては
最初にきちんと挨拶しておくことですね。
それもかなり腰を低くして。
ここまでやっても昨日、
口をきいてくれない職人さんが居ました。
それはきっと無口な人なんでしょうか。
検査という立場は上から目線になりがちです。
プロとして仕事をしている人たちに対し
初対面で敬意を払うことは大事な礼儀だと思います。
礼儀と言えば
私のスポーツ経験は剣道、空手。
特に学生時代は空手部だったため礼儀には厳しかったですね。