欠陥住宅事例89(土の沈下)
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
基礎下の空洞
~土が流れた!
■今回の事例___________________
・「基礎下、土の沈下」
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写真解説:基礎下の土が下がった。
杭があるため建物は沈下してない
写真は一部分のためわかりにくいですが
建っているのは造成地です。
今回の原因は
埋め戻しが十分でなく土が下がり、
外側は雨で土が流れてしまった。
目視で見えるため
これを見たら、施主でなくても驚くでしょう。
杭がなければ家の沈下は間違いなし。
木造住宅の杭は基礎と緊結されてないですし
空洞が大きくなると大地震時などに
揺れの増幅など悪影響が出るでしょう。
◆対策
基本的に土だけの盛り土は十分締まりません。
建物が載る部分は地盤改良などで
土を強制的に固めることが必要である。
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■(2)編集後記
検査をしていてよく
業者から反論される事は
「法律や基準」にないもの
~いわゆる「見た目」などの事。
最近の例ですが
完成時、内部のドアを閉めた時
前後にガタガタと動く事を指摘しました。
(あそびが大きい)
風や振動でガタつかないための指摘で
ほとんどの家はきちんと出来ています。
ただ、ここの担当者は
「当社はこれでも合格です」と言いました。
調整が面倒なのか
簡単にこの一言で片付ける・・・
施主を言いくるめて
事を簡単に早く処理したいという考えでしょう。
家は長く使うものこんな態度では
あとあとの対応もいいわけありません。
品質判断基準はやはり
消費者側が最終するものでは?
ルイヴィトン
シャネル
メルセデス
ロレックス・・・
ブランドは消費者の支持が
ブランドに押し上げるように
業者が勝手に造るものではありません。
こんなサイトもあったりして
現在の社会は
いい加減なことはできません。
↓
http://www.nandemo-best10.com/