欠陥住宅事例106(下端筋入忘れ)
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
午後、珍しく事務所で仕事。
でも電話が多く、書類が進みません。
■ 今回の事例__________________
・「基礎立上がりの下端鉄筋抜け」
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写真解説:基礎立上がり、下端の鉄筋がない。
ベタ基礎の立上がり部分
一番下の「鉄筋を施工し忘れた例」
基礎の鉄筋の中で一番太い鉄筋を使う箇所は
今回の部分と同箇所の上部の鉄筋です。
会社によっていろいろですが
法的には最低直径13mm以上
16mm、19mmなどもよく使われます。
今回はベタ基礎でスラブ部分の鉄筋と
混同したようですが
位置が横にずれているのでNGです。
太い鉄筋を使う=耐力的に重要箇所です。
◆対策
このような事例、
外周部では間違いにくく
内部の立上がりで起きやすいです。
検査する側も気にしていないと
気が付かないと思います。
細かく見るしかないですね。