欠陥住宅事例102(合板の剥離)
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
構造計算書300ページを印刷すると
レーザープリンターでも30分くらいかかります。
今、2部印刷中でプリンター占領されています。
■ 今回の事例__________________
・「構造用合板の剥離」
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写真解説:2×4構造用合板の剥離。
原因は製造時の接着不良で
耐力低下の原因になる。
耐力壁として木造住宅 特に2×4で使用される
構造用合板 (針葉樹合板)
↓説明はこちら(製造工程などの説明もあります)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%88%E6%9D%BF
接着ミスなのか写真の例は剥離してしまった。
耐力壁としての役割があるので
剥離すれば強度低下につながり
設計どうりでなくなります。
これとは違う例ですが
合板の不備として
雨に濡れたわけでもないのに
変形(むくり)も見たことあります。
不良品が混ざる可能性はあるようです。
◆対策
構造材(合板や集成材)の接着剤剥離は
強度に影響するため、気にして見るしかありません。
頻度としては低く
忘れやすい、気にしない箇所ですが
見てみましょう。