欠陥住宅事例75
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
私も今までで
初めて見ました。
~基礎を縦に削る。
■今回の事例___________________
・「配管のために基礎を削る」
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写真解説:配管を床下から床上に通すため
基礎と土台(木部)を削った。
水道管など設備配管が床、壁などを貫通する際、
仕方なく構造体を痛める場合があります。
通常は影響の少ない箇所を最小で施工しますが
写真の例は、基礎を縦に削ってしまった。
配管と構造体・・・どっちが大事?
誰でもわかることですが
現場管理者への相談もなく
配管優先で勝手にやるんでしょう。
基礎を削らなくても配管を移動させれた
はずです。
今回、基礎を削る事で
かぶり厚不足や断面欠損による強度不足、
ひび割れなども考えられる。
もちろん、土台欠損も好ましくありません。
◆対策
配管図など図面を作成し、
事前に設備配管の計画をする。
構造体を痛める場合は必ず
管理者などの承諾を取ることを義務つける。